Retellingの様子を家庭に届けてみた。

一年の時に担任をしていたお母さんたちとは、今もよくお話します。
色々お話する中で、「中2ぐらいから、家で音読するときは、自分の部屋に入って私たちの前では絶対英語は聞かせないんですよ~」と聞きました。
「え?リテリングの様子なら、生徒150人分、全部ビデオ撮ってるけど、○○君の部分だけ切り取って、あげましょうか?」ということでプレゼント。

すぐにメールが来て、「こんなにペラペラ話せるなんてびっくり!DVDに焼いて、東京のおじいちゃん、おばあちゃんにも送ったよ~」とのこと。そしたら、今度は、おじいちゃん、おばあちゃんから、お礼のはがきを頂きました。

そっか~。これって幸せの連鎖だよな~。おじいちゃん、おばあちゃんが喜ぶと、ママも本当に子育てに自信が出てくる。そんなパパとママの様子を見て、この子もますます、英語が好きになる。

誰が変わったって、この子が一番変わりましたね。
もう授業が終わったら、キムタツ先生の問題集を解きまくったノートをどんどん自学で持ってくる。


授業参観では見せられない、こんな映像をお母さんたちに届けることって、実は大事なんだな、と感じた一週間でした。

今度の学年スピーチ大会は、全員分DVDに焼いて、卒業前にプレゼントしよう!
そう決めています。

No16 相互教授学習の中のGO利用

今日、読んだ論文は、こちら

・優れた読み手は,要約・自己質問・明確化・予測という少なくとも4 つの読解方略を文章理解に用いると考えられている。→理解を自己モニタリングする役割

・理解=文章の内容について新たな心的表象を構築すること/命題的テキストベースを,読み手が既に持っている内容に関する知識と統合し,新たな意味内容に再構成した心的モデル(状況モデル)

・GO作成過程において
文章中に含まれる情報の論理構造を理解しなくては図解できないため,自己質問が生成されることが期待できる。要約,質問生成を経て作られたGO は,論理性,論点,各情報間の結びつきなど様々な視点から文章と比較される。この過程で,文章理解の明確化が促進されるだろう。さらに,作成中のGO に情報が不足していると感じれば,その情報が文章に書かれているはずだと予測行動を促すだろう。

今、やっている枠のみを与えて、思考を促すこと、最初から図を考えさせるのではなく、枠を与えることで、理解や推測に集中できる点など、今の授業スタイルと被ることも多かった。


中3の読解授業でグラフィックオーガナイザー始めています!

子供たちも中3へと進級し、教科書本文も、読み応えのあるものへと移行してきています。
中1の授業とは、また違ったレッスンプランの楽しさがあります。

本校はガンガン、GOを取り入れて読解をしています。
写真を載せられないのが残念ですが、本当に長文を「鳥の目」で捉える習慣がついてきました。

大体、本文読解の流れは以下の通りです。

1 本文に関与するPicture Description ペアーのinformation gapとして。
  
2 本文の3色ペンリスニング  個人
  もう既に、子供たちはT Chartやベン図など、空間で図式化しながらメモを取る意識が出ていてノートを回収する度に、新しい発見があります。


3 本文のClosed Dictation 3回 ラストのみペアーで

4  ここで初めて教科書開く。速読

5 語彙や代名詞、指示語を簡単な英英方式でやり取り。CLIL

6 ターゲット文法の比較を敢えてさせ、新文法を使うことの意義に気づかせる。

  今回は、The Amazon has been important to Brazil ~
                 The Amazon is / was important~ 

家庭学習として
翻訳(和訳ではない) / 疑問点を3つ / 
しらべたこと (今回は自然破壊がテーマなので、みんな理科のレポート並に資料を添付してくれていました)

ここからはパソコン室

7 疑問点、調べたことを班でディスカッション

8 各生徒ヘッドセット着用  Power Point または、速読ソフトを起動。
画面上に、どんどん英文が流れていくようにプログラミングしているので、そのスピードに合わせて練習

以下がいつもの音読トレーニングメニュー

サイトレ 英→日 イメージ音読 日→英 シャドウイング① オーバーラッピング シャドウイング②
本文一切見ずにシャドーイングしながら、audacityで自分の声を録音 聞き比べる。
  
9 筆者が最も伝えたいことに近づくために、グラフィックオーガナイザーを作る
  チャートのみ提示し、何をどこに書くべきかは、自宅でじっくり考えてくる

次回

疑問点の答えは、全て廊下に張り出し、回答とする。昼休みは、けっこう人だかり。
基本、質問は社会科、理科に偏るので、各教科の先生たちが回答者になってくれています。


10 班でグラフィックオーガナイザーを持ちより、お互いの意見を戦わせながら、GO完全版を作っていく。
11 GOを元に、筆者の意見を班で200字以内でまとめる。各班、発表。
大体、GOで間違っている班は、必ずと言っていいほど筆者の意見も受け取り間違っています。

12 筆者の主張を確認し、自分がそれに対して、どう変容し、どう行動したいかを英作文。意見交換。

これで、大体2.5コマですね。進路は遅くなりますが、高校入試の過去問は、ほとんど解かせないので割とじっくり教科書はやっています。こういうことをやっていたら、多分、来年の1月頃に子供たちに入試長文解かせたら、子供たちは、きっとこういうと思います。

「先生、この長文Structure なくない? グラフィックオーガナイザーしたいけど、タイムシークエンスでしか作られへん」


他中が高校入試問題過去問を必死にやっている間、私は、気にせずどんどんオーセンティックなもの(NativeがNativeのために書いたもの)を読ませる予定です。日本人が書いた長文だけになれてしまうと、英語の絵本が読めない子になってしまうからです。

来年の三月、英語で即興スピーチができるようにすることが目標。頑張れ、受験生!   

京都大学 2016 読解やってみました。

結局、このG.W.中、結局、部活で休みゼロでした。大会ばっかり!!
14時間労働で日給3000円とか(笑) 本当にここは日本か!!という感じです(泣)
でも頑張る

そして今日は7時には帰宅できたので!!入試問題に挑戦しました。

今年、2016年 京大の大問1の長文読解。
読み応えあって、何度も読み直しました。

最後まで腑に落ちないのが、コロンブスのクルーになったイスラムなどの他宗教の人達は、当のコロンブスによって国外追放されそうになったのに、どうしてless likely to end in riches than a watery graveなミッションのために、コロンブスについていったのか・・・。更にその理由がexiled faithsというのが、まだしっくりきてません。

一番難関だったのは、We need only look to the point often seen as the beginning to know this is true.
最初、to knowを形容詞的用法でとっていたので、随分長いこと、混乱状態でした。

大切!
助動詞needは、否定と共に使われることが多い。
the pointを前述のmarginと捉える。

大問2は、読みやすかったけど、1は私にとっては難関でした

安河内哲也先生のE-CAT 国際英会話力検定 体験しました!

先日、東進の安河内哲也先生考案のE-CAT 国際英会話力検定の体験をさせていただきました。

E-CATについてはこちら。




TOEFL Speakingなどよりも、もっとアジア人向けに作られていて、徐々にTask Levelが上がっていき、
最後はちょうど英検一級の二次レベル、Agree, Disagree問題が出てきます。

ちなみにLevel 1は自己紹介。
そこから、写真描写、 デパートのフロア紹介を読んだ後、質問に答える問題、など、
PCの中のお姉さんと気軽に会話をしているような気持ちになれます。

答えるたびに、そのお姉さんが褒めてくれるので、緊張せずに話せます。

実はここが一番のポイントだと安河内先生がおっしゃっていました。

TOEFL等は、Native主体で作られているので、本来の実力が発揮できないのでは・・・との安河内先生の疑問から生まれたそうです。

中学生には、ラストの問題がちょっときついかな・・・と感じましたが、二級を受かった子は十分トライできると思います。

E-CATの公式HPには、夏以降に続々と練習動画もアップされるとのこと。
すごいですね!全て無料で使えるそうで、私は早速、夏以降は授業でバンバン使わせてもらいます。

体験の時に隣でペアーを組ませてもらった先生は、多読で有名な高校の先生だったのですが、本当に謙虚な先生で
「僕は読解が専門だから・・・」と言いながら、始められたLevel6。

お題は、ヘリコプターペアレントに関するAgree, Disagreeだったのですが、もう・・!!
圧巻でした。準備時間は、一級二次同様、そんなに与えられないにも関わらず、
Structureが素晴らしいんです。私みたいに、お決まりのI have two reasons for that.なんて使われず
(これは安河内先生から優しく注意を受けました。)
1分話される内容が、その根拠、具体性共に穏やかな英語ながらも、とても説得力のあるもので
第一線で活躍される高校の先生のレベルの高さ、そして謙虚さを感じました。

ちなみに、更に私の横で安河内先生も60 secで、Speakingされていたのですが、超高速英語!!
あんなに次々と単語が出てきたら・・・・。いつお聞きしても、安河内先生には刺激を受けます。

この開発のために、何度も私費が渡米されたそうです。安河内先生の英語教育にかけられる情熱、忍耐力、そしてあの笑顔とポジティブさ。20年前に、まだ学生だった頃にお会いした時から変わらないエネルギー。超人的です。


安河内先生とはお昼もご一緒させていただいたのですが、英検一級二次の評価方法についてお聞きしてみたら、
やはりきちんとルーブリックは存在し、本部でもチェックを行っているとのことでした。
なので、地域によって受かりやすい云々は、都市伝説みたいなものなのでしょう。

E-CATの動画がアップされたら、このブログにも、自分の録音音声アップしてみようと思います。

そして、もちろん本番にも挑戦予定!!です。

【Book Review】学問のすすめ


「銀の匙の国語授業」を読んで以来、すっかり大ファンになった橋本先生の本。


ゆっくりと味わい、そして徹底的に調べる。

卒業しても、ずっと記憶に残る授業をしなければ意味がない。だからこそ、五感を刺激する。

楽しいことは忘れない。

横道の大切さ。

学友から刺激を受けた学びは、決して忘れない。

国語力の根幹は「書く力」。書いているだけで満点。

 成り行きに任せる。

読解に即効性を求めない。

受験勉強こそ、孤独の中で戦うのではなく、みんなで助け合うことを学ぶ場。