リテリング ∔ オピニオン

今週は、灘中学校のキムタツ先生とお話させていただく嬉しい機会があり、子供たちに色紙もいただきました。
「基本を大切に、夢を大切に」
とても丁寧に、思いを込めて書いてくださり、受け取った子供たちも大変喜んでいました。

 そして、キムタツ先生の模擬授業を受けて、再度、自分がやっていることの方向性が間違っていないと感じています。
それは、「日本語で語れないことを、英語で語れるはずがない」ということです。
灘の生徒たちは、尖閣諸島について英語で論議するとのこと。その土台には、英語以外の知識が必要となります。
日頃から、いかに本を読んでいるか、そこがカギだと思います。


さて、本校でも、社会問題に取り組んでいます。
今週は、GOを使ってのリテリングweekでした。
 教科書の本文暗唱は、中学生でも、サイトラでみんなできるようになります。
でも、暗唱って機械的でつまらないよなぁ・・・と思い、この子たちが二年生になってからはもっぱらリテリングです。
そして、三年生になってからは、そのretellingにmy opinionを融合させていきます。

そして、三年生になると、もう読解テーマも結構おもくなってきます。
今年の教科書にはアウンサンスーチーさんが登場しました。苦手分野です・・・。
これを機会に、勉強しなければなりません。
(さようなら、大好きなキング牧師・・・。)

今のユニットは、「児童労働」です。
教科書は、ガーナのカカオ園の子供たちを取り扱っていますが、今週は、更にその幅を広げて、現代の奴隷制度についての授業を2コマしました。その内容をうけて、今回は、教科書に書かれているガーナの現状に、いかに自分たちで奴隷について調べたことを加え、それに更に自分の意見を加えることができるか、というリテリングです。

普段のリテリングは、何てことないのに、今回はプレゼンしながら手が震える子が何人かいました。
最低限、このポイントは踏まえないといけない・・・というのと同時に、自分の思いも語らなければならない。
いくらGOがあっても、一切原稿なしで数分間しゃべり続けなければなりません。

私は勝手に、難易度は
Speech > retelling plus opinion > retelling
だと思っていたのですが、
子供たちの話では、retelling plus opinionの方が、ずっと難しいらしいです。
これは、ちょっと意外でした。

最高で9分ほど語ってくれた子もいます。
聞きながら、私が知らない情報もあり、子供たちがネット等で、自分たちの手で現在の奴隷制度について調べてくれたことが、何よりの成果でした。

もちろん、たどたどしく、途中で何度もつまる子もいました。
一人は、途中で完璧にストップしてしまいました。残りは日本語で言ってもらいました。

一番大切なことは、現実に目を向け「知ろう」とすることだと思います。

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